死去時のステップアップ・イン・ベイシス:相続人のキャピタルゲインを帳消しにする遺産計画戦略
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両親が1985年にビーチコテージを9万ドルで購入したと想像してみてください。40年間の値上がりを経て、現在は120万ドルの価値があります。もし明日売却すれば、100万ドル以上の値上がり益に対して譲渡所得税が課されます。連邦長期譲渡所得税だけで20万ドルを超え、さらに州税や3.8%の純投資所得税(NIIT)が加わります。
しかし、両親が亡くなるまでそのコテージを所有し続け、あなたに相続させた場合、税法上で驚くべきことが起こります。取得価格(コスト・ベイシス)が、死亡時の公正市場価格まで「ステップアップ」するのです。あなたの取得価格は120万ドルになります。その後すぐに120万ドルで売却すれば、譲渡所得税は一切かかりません。両親の存命中に蓄積された数十年にわたる値上がり益は、課税対象から文字通り消え去るのです。