MiniMaxの65億ドルのIPOをオープン元帳で再構築。その分析結果を公開。
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中国のAIユニコーン企業MiniMaxが今週香港証券取引所に上場した際、その数字は驚異的なものでした。6億2,000万ドルの資金調達、65億ドルの企業評価額、そして初日の株価は2倍に跳ね上がりました。
しかし、見出しを飾る数字は、しばしばビジネスの真の実態を覆い隠してしまいます。IPO(新規公開株式)の目論見書は非常に難解で、何百ページにも及ぶ静的な表の中に企業の健全性に関するストーリーが埋もれてしまうことで知られています。
私たちは、そのストーリーを明確に把握したいと考えました。
そこで、MiniMaxの財務開示資料を基に、**プレーンテキストのオープン元帳(Open Ledger)**として再構築しました。静的なPDFデータをクエリ可能なBeancount形式に変換することで、AI帝国を築くために企業がいかにして5億ドルを費やしているのか、そしてなぜ投資家が こぞって資金を投じているのかを正確に可視化できます。
インタラクティブなMiniMax元帳
以下は、MiniMaxの主要な財務データ(2023年〜2025年)を簡略化したインタラクティブなシミュレーションです。これは単なるスプレッドシートではありません。投資家の資本から研究開発(R&D)費の消費に至るまで、すべてのドルの流れを追跡できる複式簿記の元帳です。
上の「損益計算書(Income Statement)」と「貸借対照表(Balance Sheet)」タブをクリックして、データ構造を詳しく見てみましょう。